食中毒対策
2021/03/09
赤痢菌は、グラム陰性通性嫌気性桿菌の腸内細菌科の一属(赤痢菌属)に属する細菌です。
ヒトとサルのみを自然宿主として、その腸内に感染する腸内細菌の一種である。
食中毒の発生件数は? | 国内発生は、過去5年で1件、患者数は99人 |
発生しやすい時期は? | 時期というよりも、日本人の場合は海外(発展途上国)旅行に感染することが多い。 |
どんな症状になるか? | 発熱、腹痛、下痢、嘔吐などを伴って急激に発病します。 |
潜伏期間は? | 1~7日(多くは4日以内) |
原因は? | 汚染された手指、食品、食器、飲用水等を経口摂取すると感染します。感染力が強いため、少量の接種でも感染します。 海外で生水を飲んだり、生ものを食べたりすると感染することがあります。 |
対策は? | ・海外旅行中は、生水や生もの等の非加熱のものは摂らないようにしましょう。 ・調理前の手洗い、調理器具・食器等の消毒の徹底しましょう。 ・赤痢菌は加熱による調理が有効とされているため、十分に加熱しましょう。 |