食中毒対策
2021/03/09
海底泥に存在する好塩菌の一種で、魚介類に付着しています。真水中では増殖せず、海水15℃程度で増殖する。
かつては、夏場の食中毒上位であったが、冷蔵庫・保冷庫の普及により減少傾向である。
食中毒の発生件数は? | 約20件、患者数は約200人程度 |
発生しやすい時期は? | 7~9月に発生しやすいが、最近は冬場に発生することもある |
どんな症状になるか? | 激しい腹痛、下痢などが主症状。 発熱、はき気、嘔吐を伴うこともある。 |
潜伏期間は? | 8~24時間。 |
原因は? | 魚介類の刺身や寿司が原因のことが多い。 生の魚介類を調理した後、調理器具や手指などを介して二次汚染することもある。 |
対策は? | ・魚介類は、調理前に流水で十分に洗いましょう。 ・魚介類を使った調理器具は、洗浄・消毒してから使いましょう。 ・魚介類の生食は、4℃以下で保存しましょう。(この菌は、4℃以下では、ほとんど増殖しません。) ・加熱調理する場合は、中心部分まで十分に加熱しましょう。 |