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【感染型】エルシニア・エンテロコリチカ

食中毒対策

2021/03/09

グラム陰性の通性嫌気性の桿菌で、栄養分の少ない低温の水中で長期間生きることが可能な菌です。
豚、犬、猫などの腸管や自然環境中に存在します。

食中毒の発生件数は?国内発生は、過去5年で3件と発生件数は少ないです。
発生しやすい時期は?一般に夏に多いとされています。
どんな症状になるか?主に発熱、下痢、腹痛などの胃腸炎の症状がでます。
潜伏期間は?半日~6日
原因は?汚染された手指、食品、食器、飲用水等を経口摂取すると感染します。
豚肉が汚染されている場合が多く、特に豚タンなどの内臓肉の汚染率が高くなっています。ペットがさわった食品なども原因になります。
対策は?・低温でも増殖するため、冷蔵庫を過信しすぎず、期日が過ぎたものは処分するようにしましょう。
・調理前の手洗い、調理器具・食器等の消毒の徹底しましょう。
・生肉を扱ったあとは、手洗い・消毒を徹底しましょう。
・70℃で死滅するとされているので、十分に加熱しましょう。
・動物の糞は衛生的に処理するようにしましょう。

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