衛生商品
2021/02/25
ATPふき取り検査(A3法)は、ATP(アデノシン三リン酸)・ADP(アデノシンニリン酸)・AMP(アデノシンーリン酸)などの量を測定し、高感度な清浄度の検査をすることができます。
ATP(アデノシン三リン酸) | あらゆる生物がもつエネルギー代謝に必須の物質 |
ADP(アデノシン二リン酸) | 加熱やpH条件、酸素反応等によりATPが変化した物質 |
AMP(アデノシンーリン酸) | 加熱やpH条件、酸素反応等によりATPが変化した物質 |
また、ATPふき取り検査(A3法)は菌だけではなく、菌検査で検出できない食品残渣といった有機物汚れも検出します。
有機物汚れは、微生物の栄養源となるたけではなく、殺菌・消毒効果を弱める原因になることから、潜在的な危険箇所として、衛生管理において見逃せないリスクです。
衛生管理の現場にはウイルス、食中毒菌などの目には見えない様々なリスクが存在しております。
しかしこれらのリスクは洗浄によって削減することが可能です。
ATPふき取り検査専用の『ルミテスター』を使って、誰でも簡単にA3法による清浄度検査を試してみてはいかがでしょうか?
HACCP制度化に対する第一歩としてもご活用いただけます。
検査場所(例) | 管理基準値(PLU) |
手指 | 2,000 |
調理台・シンク・ボウル・包丁・冷蔵庫(取っ手)など平滑なもの | 200 |
まな板・冷蔵庫(内棚)・コンベアベルト表面(樹脂制)など凸凹のあるもの、傷つきやすいもの | 500 |
ATP拭き取り検査は、微生物や食品残渣など、「汚れ」をトータル的に測定する手法のため、具体的に何が反応しているかまでの測定はできません。
高い数値が出た場合は、微生物試験をおすすめ致します。
APT拭き取り検査専用機の使い方はこちらの動画をご覧ください。
【動画】ATP拭き取り検査専用機・『ルミテスター』の使用方法