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【ウイルス型】A型肝炎ウイルス

食中毒対策

2021/11/22

汚染された食品や水を介して経口的に感染する急性ウイルス性肝炎の主な原因ウイルスです。
口から体内に入ったウイルスは消化管内で不活化されることなく糞便とともに排出されます。

どんな症状になるか?下痢、発熱(38℃以上の熱が3、4日続く)、けん怠感、吐き気・おう吐、黄疸、肝腫大などの症状が出ます。通常1から2か月後に回復しますが、高齢者では重症化する傾向があるため、注意が必要です。
潜伏期間は?潜伏時間は2~7週間(平均4週間)
原因は?A型肝炎ウイルスに汚染された水や食品。
汚染された食品(主に二枚貝)を生のままや、加熱不十分のまま摂食して感染したり、飲食店などでA型肝炎ウイルスに感染した従業員から広がることもあります。
対策は?このウイルスは酸に強く、アルコールに耐性があるので、加熱で予防。
二枚貝を加熱調理する場合は、十分に加熱しましょう(中心温度85~90℃90秒間以上)。
手洗いの徹底。特にトイレ使用後や調理前には十分な手洗いを。

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